定期的な補修により90年以上と言われています。
鉄筋コンクリート造の建物は、雨や風、外気に含まれる排気ガス、酸性雨等により表面が中性化し、鉄骨や鉄筋に錆が生じます。中性化の速度は30年で1㎝進行すると言われており、現行の建築基準法では鉄筋部を覆うコンクリートの厚さは3㎝以上と定められています。従って理論上ではマンションの寿命は30年×3㎝=90年以上と考えられています。
またJASS5の鉄筋コンクリート工事における概要では、大規模補修不要予定期間を約65年、耐久性の限界期間を約100年、とあります。
現在のマンションの多くは外壁にタイルを使用していますので中性化を遅らせる事も出来ます。